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中学3年生必見!受験勉強はいつから始める?高校受験(入試)までのスケジュール・やるべきこと

中学3年生必見!受験勉強はいつから始める?高校受験(入試)までのスケジュール・やるべきこと 公開日:

高校受験は、選択によって今後の自分の人生を大きく左右するかもしれないという、お子さんの人生における非常に大きなイベントです。
地元の公立中学校に通っていて、これが初めての受験というお子さんもいるでしょう。
できればお子さんには、自分がここに行きたいと感じた高校に進んでほしいですよね。

この記事では、受験勉強はいつから始めるべきか、どのようなスケジュールを組めばよいか、何をすればよいかをご紹介します。

受験勉強はいつから始める?

受験勉強を始めるタイミングでおすすめなのは、中学2年生の夏休みです。
もしかしたら「早すぎるでは?」と思った方もいらっしゃるかもしれません。

一般的に、受験勉強を始めるタイミングは中学3年生の夏休みと言われています。
しかし少し上のレベルの高校を狙うのであれば、中3の夏休みでは間に合いません。
少し早めにスタートダッシュすることで、周りに差をつけられます。
テスト前だけ、テスト範囲だけを勉強するのではなく、中学1年生の復習から毎日コツコツ取り組みましょう。

もちろん、中学2年のうちから、勉強漬けの日々を送らないといけないわけではありません。
勉強だけじゃなくて、部活動にも力を入れたいというお子さんも多いでしょう。
継続して一つのことに打ち込む経験は、受験勉強においてもプラスになります。
ぜひ自信をもって取り組んでください。

高校受験(入試)までのスケジュール

高校受験(入試)までのスケジュール

高校入試までに、どのような過ごし方をすればよいのでしょうか?
スケジュール表を作ってみました。

中学2年生 夏休み夏休みの宿題プラスアルファ中学1年の単元を復習
部活や遊びもめいっぱい楽しむ
中学2年生 冬〜春
1月~3月
中学1年、2年の単元をコツコツ復習
期末テスト勉強、結果分析
中学3年生 春〜夏
4月~6月
各高校が入試までのスケジュールを発表するので確認する
中間テスト・期末テスト勉強、結果分析
受験勉強と並行して部活動にも注力
中学3年生 夏〜秋
7月~9月
部活動引退
学校説明会や体験授業に参加
夏休みを利用して、中学の勉強を総復習
夏期講習などの受験対策講座に参加
模擬試験受験、結果分析
中学3年生 秋〜冬
10月~12月
中間テスト・期末テスト勉強、結果分析
志望校を決定
冬期講習などの受験対策講座に参加
予防接種
適度にスポーツや好きなことをしてストレスを解消
中学3年生 冬〜春
1月~3月
過去問や予想問題集を繰り返し解く
風邪に注意して体調を整える
第二希望以降の入試(第一志望の入試の前に慣れておく)
第一志望の入試

このスケジュールはあくまでも一例です。

これから紹介する「高校受験(入試)までのやるべきこと一覧」を参考に、ぜひ自分なりのスケジュールを組んでみてください。

高校受験(入試)までのやるべきこと一覧

高校受験(入試)までのやるべきこと一覧

中学生のお子さんが、高校受験(入試)までにやっておくべきことは何でしょうか。
わかりやすいように一覧にしてみました。

  • 興味のある高校について情報収集する
  • なぜその高校に行きたいのかを考察し、明確にする
  • 受験対策用の教材を入手する
  • 受験対策講座の受講を検討する
  • 模擬試験を受けて、自分のレベルを確認する
  • 定期テストや模擬試験の結果を分析する
  • 健康的な生活習慣を維持する
  • 自分なりのストレス解消法を見つける

ひとつひとつ見ていきましょう。

興味のある高校について情報収集する

オープンスクールや説明会に積極的に足を運び、自分なりに高校生活のイメージをつかんでみましょう。
もし文化祭に参加できるのであれば、ぜひ行ってみてください。
またその学校に行っている先輩から話を聞いてみるのもおすすめです。
また説明会は1か所だけではなく、複数の高校のものに参加しましょう。
いろいろな高校を知っておくことで、入学後のミスマッチを防げるからです。
高校の印象や、良いと思った点、気になった点など、後で比較できるようにメモを取っておきましょう。
入試日が重なっていないかどうかも要確認です。

なぜその高校に行きたいのかを考察し、明確にする

目的がふわっとしていると、受験勉強のモチベーションがなかなか続きません。
情報収集したことをもとに、なぜその高校に行きたいのかを、その高校に通うことでどんな自分になりたいのか、その高校でどんな夢を叶えたいのかなど、じっくり考えてみましょう。

ノートや手帳に書き出してみることは、自分の気持ちが整理されますし、後から読み返せるのでおすすめです。
自分について深く考えるのは、推薦入試で面接を受けることになった場合にも役に立ちます。

受験対策用の教材を入手する

受験に関する教材はたくさんあります。
ネットでレビューを参考にしながら注文してもよいですが、可能であれば本屋さんに行ってみましょう。
実際に手に取ってみることで、文字やレイアウトの見やすさ、紙質やめくりやすさなどがわかります。

ここで注意しておきたいのは、あれもこれもと目移りして手を出さないことです。
一度「これ」と決めた教材は、しっかり最後までやり抜きましょう。
1冊やり遂げたことは、自信につながります。

昨年の受験生が使っていたものなど、中古の教材で安くすませようと考えている人もいるでしょう。
しかし、中古の場合、購入特典がすでに使用されていて使えなかったり、書き込みやマーカーがされてしまっていたりするリスクがありますので注意しましょう。

受験対策講座の受講を検討する

塾に行かず、独学で勉強しているお子さんの場合でも、夏期講習や冬期講習など、単発の講座を受講してみることをおすすめします。
知識の整理や総復習、苦手科目の克服に役立ちます。

そして塾に通っているお子さん、通っていないお子さんのどちらにもおすすめしたいのが、オンライン家庭教師の活用です。
塾に通っている場合は、塾でついていけなかった内容のフォローアップができます。
塾に通っていない場合も、オンライン家庭教師からサポートを受けることで、安心して普段の勉強に取り組めます。

模擬試験を受けて、自分のレベルを確認する

入試本番までに、少なくとも一度は模擬試験を受けておきましょう。
模擬試験では、1日にたくさんの試験をこなさなければいけません。
大変ですが、あらかじめ試験に慣れておくことで、本番であわてずにすみます。

模擬試験は、限られた時間で問題を解く訓練に最適です。
模擬試験に慣れておくことで時間配分ができるようになり、「初めの方の問題で時間をかけすぎて、後半白紙で出してしまった」というような、もったいないミスも防げます。

模擬試験を受験することで、自分のレベルがわかります。
「この高校に受かりたいなら、もっと数学をがんばらないとな」「これならもう少し高校のレベルを上げてもいいかも」など、自分が受験勉強を続けるうえでの大切な道しるべになりますので、積極的に受けましょう。

テストや模擬試験の結果を分析する

定期テストや模擬試験、受けっぱなしになっていませんか?

テストが返ってきたら、忘れないうちに結果を分析し、そこから今後の勉強のスケジュールを修正しましょう。

ビジネス用語に「PDCAサイクル」という言葉があります。
PDCAとは、Plan(計画)、Do(実行)、Check(測定・評価)、Action(対策・改善)の頭文字を取ったものです。
「この部分が全然点を取れなかった。次の試験までにもう一度復習してみよう」など、分析し、今後の勉強に取り入れましょう。

また、自分で分析するだけでなく、家庭教師など第3の視点で分析してもらうことで、自分では見えなかった改善点に気づける可能性があります。
積極的に相談してみましょう。
苦手な部分を直視するのは勇気が入ります。
しかしそれを認めて次に生かすことで、受験までにぐんぐん力がつくはずです。

健康的な生活習慣を維持する

普段から健康を維持しておくのも、受験対策に必要なことの一つです。
規則正しい食生活と睡眠を心掛けましょう。
座りっぱなしでは体によくありません。
勉強の合間の気分転換に、ストレッチをしたり、軽い筋トレをしたりするのもおすすめです。

また、椅子について、お子さんの身長に合わないようであれば、体に負担をかけない高さのものに買い替えた方がいいかもしれません。
高さを調節できるタイプのものがおすすめです。

インフルエンザなどの予防接種も、忘れずに受けておきましょう。
お子さん本人だけでなく、同居する家族全員で受けておくことが大切です。

自分なりのストレス解消法を見つける

ストレスは受験の大敵です。
ストレスがかかっている状態だと、受験勉強に集中できず、やる気も起きません。
ストレスは早めの解消が大切です。
カラオケで歌う、スポーツで体を動かす、漫才を見て笑う、親友とおしゃべりする、「推し」のライブに行くなど、ときには好きなことを思い切りやる日を作り、ストレスを発散しましょう。

まとめ

本屋さんに行くと「中学英語の学びなおし」「やさしい数学」「教養としての歴史」のような、大人向けの勉強本がたくさん並んでいます。
それだけ社会人になってから「中学のうちに基礎をしっかり学ぶべきだった」と痛感する大人が多いのでしょう。

高校受験を経て得た知識や教養は、高校入学後の勉強や大学受験、そして社会人になってもずっと役立つものです。
大変なことも多いかもしれませんが、しっかりと目標を立て、ぜひ親子二人三脚で高校受験を乗り越えてくださいね。

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教務代表 山田 祐大

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