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中学2年生が夏休みにやるべき勉強法(予習・復習)を紹介!勉強時間や注意点についても

中学2年生が夏休みにやるべき勉強法(予習・復習)を紹介!勉強時間や注意点についても 公開日:

中学2年生の夏休みは、部活動にたくさん打ち込める時期です。
3年生の先輩が引退し「いよいよ自分たちの番が回ってきた!」と意気込むお子さんも多いでしょう。
また保護者の方も「来年は受験で大変だろうから、今年ぐらいはゆっくりさせてあげたい」とお考えかもしれません。

しかし「まだ入試まで時間があるから……」とのんびりするのは禁物です。
中2の夏休みをいかに過ごすかが、高校受験にもかかわってくるからです。

この記事では、中学2年生が夏休みにやるべき勉強法についてご紹介します。

中学2年生が夏休みにやるべき勉強法(予習編)

中学2年生が夏休みにやるべき勉強法(予習編)

夏休みは宿題だけをやっておけば良いと思っていませんか?

2学期になると、部活はますます忙しくなります。
また、体育祭などの行事も目白押しです。
中2の2学期は、かなり忙しいのです。
中2の2学期で勉強につまずいてしまわないよう、夏休みの間に予習もやっておきましょう。
教科書に目を通して「2学期以降はどんなことをするのだろう」とチェックしておくだけでも、心構えが変わってきますよ。

数学では、2学期になると三角形の合同などの証明問題が登場します。
証明は苦手な人が多い単元です。
これまでの算数・数学で積み上げてきた論理的思考力が求められるからです。
逆に言えば、ここを押さえれば同級生と差をつけられます。
中学2年生のうちは、まだ易しい証明問題が多いので、チャレンジしてみましょう。

英語では新たに不定詞が登場します。
動詞に「to」をつけることにより、名詞になったり、形容詞になったり、形容動詞になったりするものです。
例えば「Helikestoplaysoccer.」で「彼は『サッカーをすること』が好きです」という意味になります。
不定詞は高校入試にもよく出題されるところなので、夏休みの機会に予習しておきましょう。

また、勉強だけが予習ではありません。これまで読んだことのない長編小説にチャレンジしたり、少し難易度の高いプログラミングに挑戦したりするのも、今後の人生における立派な予習と言えるでしょう。
中学3年生の夏休みは、受験勉強が中心になるため、なかなか新しいことにチャレンジできません。
2年生の夏休みのうちに、自分の「好き」を深めておくのもおすすめです。

中学2年生が夏休みにやるべき勉強法(復習編)

中学2年生が夏休みにやるべき勉強法(復習編)

次に、中学2年生が夏休み中にやっておくべき復習について紹介します。

宿題を早めに終わらせる

まずは、学校の宿題を終わらせましょう。
予習・復習に時間を充てられるよう、できれば7月中に終わらせましょう。
ボリュームを把握してから取り組むのがおすすめです。

保護者の方は、お子さんが早めに宿題を終わらせられるよう、ときどき声掛けをしてあげましょう。

宿題が終わったら、以下の復習にも取り組んでみましょう。

中間テスト・期末テストをもう一度やる

まずは記憶に残っているうちに、中学2年の1学期の中間・期末テストを解き直しましょう。
少しずつ解いていってもいいですが、もし可能なら、通してやってみる方がおすすめです。

終わったあとは、中学1年生の定期テストにも取り組みましょう。
1周だけで終わるのではなく、2周、3周と繰り返し解いていくことで、さらに学力アップにつながります。

過去問にチャレンジする

中学2年生で、受験の過去問はまだ早いのではと思っていませんか?

実は入試問題の中には、中学1年生から2年生の夏休みレベルで解ける問題も多くあります。

問題を眺めてみて、明らかに習っていないものは、飛ばしてもかまいません。
解けそうな問題を見つけてチャレンジしてみましょう。
すでに気になっている高校がある場合は、その高校の過去問を解いてみましょう。
まだ志望校が無い場合は、地元の公立高校の問題に挑戦してみましょう。

中学2年生の夏休み勉強時間と注意点

中学2年生の夏休み勉強時間と注意点

中学2年生の夏休みの勉強時間でおすすめなのは、1時間から2時間です。
無理せず自分のペースでコツコツと勉強しましょう。

中学2年生の夏休みの過ごし方で、注意してほしいことをご紹介します。

勉強だけでなく部活にも精一杯打ち込む

注意点の1つめは、勉強のために部活動をあきらめないということです。
なぜ部活動をあきらめないことが大事なのでしょうか?

それは、部活動を続けることで得られる4個の力は、受験でも大いに役立つからです。

1つめは集中力です。なんでもすぐに投げ出してしまうようでは、受験勉強を続けるのは難しいでしょう。
1つのことを約2年半にわたってやり続けることは、集中して受験勉強に取り組むうえで、非常に良い訓練になります。

2つめは体力です。
特に運動部の場合は、部活をすることで体力やスタミナがつきます。
これから受験に向けて、長い時間を勉強に費やすことになります。
体力があるのは受験でも有利なのです。
また、体を動かすことは、日頃の勉強のストレス解消にもつながります。

3つめは時間管理能力です。
部活動と勉強の両立は大変です。
しかし「部活に何時間、自主練に何時間、勉強に何時間あてよう」と時間をやりくりする力は、受験勉強でも役立ちます。
受験では、5教科をバランス良く時間配分して勉強しなければならないからです。

4つめは人間関係構築力です。
同じ目標に向かって仲間たちと頑張ることで、友情が育まれます。
一緒に勉強するのもよいですし、受験の情報も手に入りやすくなります。
受験は自分との闘いですが、心を許せる友達と励まし合い、支え合うことで、大変な時期を乗り越えることができるでしょう。

部活動を通じて得られた達成感は、大きな自信へとつながります。
ぜひ部活動にも一生懸命取り組んでみてください。
中には、「中1のときは部活に入っていたけど、中2の夏休みまでにやめてしまった」というお子さんもいるでしょう。
今からでも遅くはありません。
部活でなくても、習い事やボランティアなど、ぜひ勉強以外に打ち込めるものをこの夏休みで見つけてみてください。

スケジュールを立てて行動する

注意点の2つめは、スケジュールを立てて行動することです。
中学2年生の時点で、親に言われてから宿題や勉強をするようだと、中学3年生の受験勉強で苦労するかもしれません。
3年生の夏休みを有効活用するには、中学2年生の夏休みの過ごし方が肝心です。
夏休みの計画は、お子さん自身に立てさせてください。

まず「問題集を1冊終わらせる」など具体的な目標を立ててから、それに向かってスケジュールを組んでいきましょう。
スマホには便利なスケジュール管理アプリもありますが、大人向けのものがほとんどです。
中学生のうちは全体を俯瞰して見られるよう、練習を兼ねて紙の手帳で管理することをおすすめします。

どうしてもお子さんが勉強しない場合

もしお子さんが勉強にやる気を出さないようであれば、お子さんが興味を持ちそうな高校のパンフレットを、さりげなく見せるのも効果的です。
お子さんの趣味に合う部活がある高校など「この高校に行けたらいいな」という想いが、モチベーションアップにつながる可能性があります。

また、保護者の方が率先して勉強する姿を見せるのも一つの方法です。
今はオンラインの教材が充実しているので、学び直しに最適です。
もちろん、無理に中学校の勉強をやりなおす必要はありません。
自分の仕事や生活に役立ちそうな資格を探して勉強してみましょう。
これから高校受験、大学受験とお子さんに教育費がかかる時期です。
簿記3級やファイナンシャルプランナー3級は、生活にも役立ちますのでおすすめです。

まとめ

人生において、中学2年生の夏休みは一度しかありません。
ぼーっとスマホばかり触っていたら、すぐに終わってしまいます。
スケジュールを立てることで、勉強、部活、遊びとバランスよく充実した夏休みを過ごせます。
また読書や映画鑑賞は、想像力や感受性を育てるためにおすすめです。
三国志など、歴史ものにチャレンジするのもよいですね。
中学3年生の受験に備えて、中学2年生の夏休みのうちに、自分の成長につながる経験をたくさん積んでおきましょう。

もしお子さんの夏休みの宿題が終わらなかったり、予習・復習が進まなかったりと、お困りのことがある場合は、お子さんの学びをサポートしてくれる、オンライン家庭教師の利用を検討してみましょう。

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教務代表 山田 祐大

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