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高校受験、勉強時間は足りてる?偏差値別に見る伸びる生徒の勉強法

高校受験、勉強時間は足りてる?偏差値別に見る伸びる生徒の勉強法 公開日:

高校受験が近づくにつれて、多くの中学生や保護者の方が強く意識するようになるのが「勉強時間」です。
「周りの子はもっと勉強しているように見える」「この時間数で本当に間に合うのだろうか」と、不安を感じながら机に向かっている生徒も少なくありません。

しかし、実際のところ高校受験において重要なのは、単純な勉強時間の長さではなく、その時間をどのような目的で、どのような内容に使っているかです。
同じ時間勉強していても、成績が伸びる生徒と伸び悩む生徒がいるのは、その「中身」に大きな違いがあるからです。

この記事では、高校受験を目指す中学生に向けて、偏差値帯ごとに考えるべき勉強時間の目安と、学力段階に応じた具体的な学習戦略について、オンライン家庭教師の立場から詳しく解説していきます。

勉強時間に「絶対的な正解」は存在しない

勉強時間に「絶対的な正解」は存在しない

まず大前提として理解しておきたいのは、高校受験における勉強時間に、誰にでも当てはまる正解は存在しないということです。
「1日○時間やれば安心」「○時間以下は努力不足」といった考え方は、実際の学習現場ではあまり意味を持ちません。

なぜなら、学力状況・理解度・集中力・生活リズムは、生徒一人ひとりまったく異なるからです。
基礎がしっかり身についている生徒と、過去の単元に抜けが多い生徒では、同じ1時間の価値がまったく違います。

重要なのは、「今の自分には、どんな勉強がどれくらい必要なのか」を客観的に把握し、そのために必要な時間を確保することです。
この視点を持たずに時間だけを増やしてしまうと、効率が下がり、勉強へのモチベーションも失われがちになります。

偏差値40台前半〜半ばの生徒が意識したい勉強時間の考え方

偏差値40台前半から半ばの生徒は、受験勉強に対して「何から手をつければいいかわからない」という状態に陥っていることが多く見られます。
授業についていけていない感覚があり、テストでも思うように点が取れないため、勉強そのものに苦手意識を持っているケースも少なくありません。

この段階での勉強時間の目安は、平日で1.5〜2時間、休日で3〜4時間程度が一つの基準になります。
ただし、ここで大切なのは時間を増やすことよりも、「毎日続けられるかどうか」です。

この偏差値帯では、いきなり長時間勉強しようとすると集中力が続かず、結果的に机に向かうこと自体が嫌になってしまう危険があります。
そのため、短い時間でも「今日はこれがわかった」「この問題が解けるようになった」という実感を持てる学習を積み重ねることが重要です。

学習内容としては、難しい問題や入試問題に挑戦するよりも、教科書レベルの理解を徹底することが最優先です。
特に英語や数学では、単語・文法・計算の基本が曖昧なまま進んでいることが多く、過去の学年に戻って学び直す時間が必要になる場合もあります。

この段階では、「勉強時間=自信を取り戻すための時間」と捉えることが、成績向上への大きな一歩になります。

偏差値50前後の生徒に求められる勉強時間と学習の質

偏差値50前後の生徒は、基礎的な内容はある程度理解できているものの、テストで点数が安定しない、思わぬミスが多いといった課題を抱えていることが多い層です。
この段階では、平日2〜3時間、休日4〜5時間程度の勉強時間を確保できると、受験に向けた土台がしっかりしてきます。

この偏差値帯で特に重要になるのは、「理解しているつもり」と「実際に点が取れる」の差を埋める学習です。
授業を聞いているとわかった気になるものの、いざ問題を解くと手が止まってしまう、という経験をしたことがある生徒も多いのではないでしょうか。

勉強時間の中では、知識を覚えるだけで終わらせず、実際に問題を解く時間を十分に確保することが欠かせません。
また、間違えた問題に対して「なぜ間違えたのか」「どこで考え方がずれたのか」を振り返る時間を取ることで、次につながる学習になります。

この段階では、勉強時間を確保することと同時に、「勉強の仕方そのものを磨く」意識を持つことが、偏差値を一段引き上げる鍵になります。

偏差値60以上を目指す生徒の勉強時間と戦略的な使い方

偏差値60以上の高校を目指す場合、勉強時間の目安はさらに高くなります。
平日で3時間前後、休日では5〜7時間程度を安定して確保できると、受験対策として十分な水準に近づいていきます。

ただし、このレベルになると、単純に勉強時間を増やすだけでは成績は伸びにくくなります。
基礎はすでに固まっているため、差がつくのは「考え方の深さ」「問題へのアプローチ」「時間配分」といった要素です。

この偏差値帯の生徒には、過去問や入試レベルの問題に早めに触れ、自分の弱点や得点パターンを分析する学習が重要になります。
解けなかった問題に対しても、答えを覚えるだけで終わらせず、「なぜその解法になるのか」「他の考え方はないのか」といった視点で掘り下げることで、応用力が養われます。

また、すべての科目を同じように勉強するのではなく、得意科目をさらに伸ばし、苦手科目は最低限の失点で抑えるといった戦略的な時間配分も必要です。

学年と時期によって変化する勉強時間の考え方

中学1年生と中学3年生では、必要とされる勉強時間が大きく異なります。
特に中学3年生の後半になると、受験対策が本格化し、これまで以上に勉強時間を確保する必要が出てきます。

ただし、急に勉強時間を大幅に増やそうとすると、集中力が続かず、かえって効率が下がってしまうこともあります。
勉強時間は、学年や時期に応じて段階的に増やしていくことが理想的です。

早い段階から学習習慣が身についている生徒ほど、受験直前期に安定した学習量を確保しやすくなります。

勉強時間に不安を感じたときに見直したいポイント

「これだけ勉強しているのに、思ったように成績が上がらない」という悩みは、多くの受験生が一度は経験します。
その場合、勉強時間そのものではなく、学習内容や進め方が合っていない可能性があります。

自分一人で勉強していると、理解が曖昧なまま進んでしまったり、非効率な方法に気づけなかったりすることがあります。
そのような状況では、第三者の視点で学習を見直すことが、成績向上のきっかけになることも少なくありません。

オンライン家庭教師のように、一人ひとりの学力や目標に合わせて学習計画を調整できる環境は、「必要な勉強時間」を無理なく確保するための有効な選択肢の一つです。

まとめ

高校受験に向けた勉強時間は、偏差値別に目安はあるものの、最終的に大切なのは「自分に合った学習スタイル」を見つけることです。
周囲と比較して焦るのではなく、今の自分に必要な勉強を見極め、少しずつ積み重ねていくことが合格への近道になります。

勉強時間を「不安の基準」にするのではなく、「成長を実感するための手段」として捉えられるようになったとき、受験勉強は大きく前進します。

オンライン家庭教師ドリーム
教務代表 山田 祐大

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