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英単語を効率よく覚える方法とは?暗記のコツや単語帳の作り方も紹介!

英単語を効率よく覚える方法とは?暗記のコツや単語帳の作り方も紹介! 公開日:

中学校で覚える必要がある英単語は、約2000語あります。
そして皆さんが英語を勉強しようとしたときに、最初に取り組むのが、単語の勉強です。
しかし、いざ単語を覚えようとしても、数が多すぎてなかなか覚えられず、英語自体が嫌になってしまうケースも少なくありません。

しかし英単語は、英語を身につける上で、決して避けては通れないものですよね。
そこでこの記事では、効率よく暗記できるコツや、語彙力を上げるのに欠かせない単語帳の作り方をご紹介します。

英単語を効率よく覚える方法

英単語を効率よく覚える方法

英単語を効率よく覚える方法は、声に出すことです。
好きな歌も、ただ聴いているだけより、一緒に歌った方が、すぐに覚えられますよね。
英単語も、音読しながら単語を書き、自分の声を耳で聞き取ることで、脳に刺激を与えて効率よく覚えられます。

しかし、ただ声さえ出せば良いというわけではありません。
ここで声に出して覚える際にやってはいけないことを、2つご紹介します。

1.ローマ字読みで発音しない

ある有名人が、笑顔を意味する「smile」という単語から「すみれ」という名前をお子さんに付けたそうです。
とても素敵なお名前ですよね。
しかし英単語を覚えるにあたっては、ローマ字読みで覚えるのはNGです。
ローマ字はすでに小学校で習っていますし、一見覚えやすそうではあります。
しかし、ローマ字読みで覚えてしまうと、ヒアリングで聞き取れなくなってしまいます。

2.カタカナ英語で発音しない

英単語の中には、すでにカタカナ読みで日本人に馴染みのある言葉がたくさんあります。
しかしカタカナのまま覚えてしまうのはNGです。
ローマ字読みと同様、ヒアリングで聞き取れないからです。
せっかく覚えても、聞き取れなければもったいないですよね。

ネイティブに近い発音について、以下に例を示します。

カタカナ発音ネイティブに近い発音
boxボックスバークス
cakeケーキケイク
doctorドクターダークタァ
flowerフラワーフラウァ
gardenガーデンガードゥン
helloハローヘロゥ
hospitalホスピタルハースピトゥル
hourアワーアウァ
whiteホワイトワイト
zebraゼブラズィーブラ

ぜひネイティブのアクセントを意識しながら音読しましょう。
もし英語の音源が手元にあるなら、音源と一緒に発音することで正しい音を覚えられます。
また英語辞書には、発音記号が一緒に掲載されています。
発音記号も一緒に覚えてしまうのもおすすめです。

英単語を暗記するコツ

英単語を暗記するコツ

英単語を暗記するコツは、英単語をただの記号ではなく、いろいろな知識と関連付けて覚えることです。

「story」という単語は皆さんご存じですよね。
storyには「物語」の他に「階」という意味もあります。
「nine-story building」なら「9階建ての建物」です。
「なぜストーリーで階なの?」と思いませんか? 実は中世のヨーロッパでは、各階の壁や窓にそれぞれ物語を描いていたそうです。
そこから「階」という意味がついたという説があるのです。

また「book」には「予約する」という意味があります。
「本」の意味は知られていますが「予約する」というのはピンと来ないかもしれません。
しかしダブルブッキング(double-booking)という言葉と関連付けると覚えやすいです。
ダブルブッキングとは、予約を2重に受けてしまうことです。
皆さんも、ヒヤリとした経験があるのではないでしょうか。

他にもいろいろありますのでご紹介します。

whole完全な「hole(穴)」と混同されやすいですが、ホールケーキを思い浮かべてみてください。ホールケーキは「切っていない「完全な」状態のケーキ」なのです。
empty空っぽの車のメーターを思い浮かべてみてください。
FだとガソリンがFULL(満タン)で、Eが(空っぽ)ということです。
experience経験長い英単語ですが、ゲームで出てくる経験値「Ex」のことだと考えれば、親しみが湧いてくるのではないでしょうか。
newsお知らせ 近況は、north(北)、east(東)、west(西)、south(南)の頭文字を合わせたものといわれています。 俗説だそうですが、面白いですね。
September9月7番目の月(septem…ラテン語で7)から来ている言葉です。「なぜ7なの?」と思いますよね。実は、古代ローマの暦は3月から始まっていました。ですから2か月ずれてSeptemberなのです。October (10月)、November(11月)、December(12月)も同様です。

アルファベットの羅列に見えて一見とっつきづらい英単語ですが、調べてみると、意外なことがわかって面白いですよ。

単語帳の作り方

単語帳の作り方

単語帳を作るメリット

本屋さんの英語コーナーに行けば、いろいろな単語帳が売っています。
「わざわざ英語の単語帳を作るよりも、売っているものを使ったほうが早いのでは?」と思われるかもしれません。

単語帳を自分で作るのは、以下のようなメリットがあるのです。

1.苦手な英単語だけを徹底的に学習できる

市販の単語帳は、すでに覚えてしまっている単語が含まれている可能性があり、あまり効率的ではありません。
自分で単語帳を作ることで、苦手な英単語を繰り返し覚えられるというわけです。
また覚えてしまった単語は、どんどん入れ替えていくことが可能です。

2.単語帳を作ること自体が良いアウトプットになる

単語帳を作るとき「どの単語を選ぼう」「どうすれば見やすいだろうか」など、調べたり検討したりする必要があります。
試行錯誤しながら単語帳を作ることで、記憶に残りやすくなります。
知識のインプットと同時に、良質なアウトプットができるのです。

単語帳を選ぶときのポイント

次に、単語帳を選ぶときにおさえておきたいことや、気をつけてほしいことを3つご紹介します。

1.丈夫な紙を選ぶ

単語帳は、何度も繰り返しめくって使うものです。
ですから使っているうちに、破れてしまったり汚れてしまったりする可能性があります。
しっかりした紙で単語帳を作ることで、長く使い続けられるのです。

2.入れ替えしやすいものを選ぶ

単語帳は、覚えたカードを抜いて、新しいカードに入れ替えることが多いものです。
また、いつも同じ順番でめくるのではなく、順番をシャッフルして覚えるのも効果的です。
ストレスなく入れ替えできるものを選びましょう。

自分の勉強スタイルに合わせて選ぶ

勉強スタイルは人によってさまざまです。
自分の勉強スタイルに合うものを選びましょう。
以下は一例です。

  • お風呂でも勉強したい…防水タイプを選ぶと良いでしょう
  • 移動中に勉強したい…手のひらに収まる携帯タイプが良いでしょう
  • スマホと併用して勉強したい…アプリ連動型のタイプが良いでしょう

単語帳を使って学ぶときの注意点

最後に、単語帳を使って学ぶときの注意点を2つご紹介します。

1.カードはごちゃごちゃ書かず、シンプルにまとめる

あれも覚えたい、これも覚えたい…と、あれこれ書いてしまいたくなる単語帳ですが、何でもかんでも書いてしまうと見づらくなり、逆効果です。
また、単語帳を作ること自体がわずらわしくなってしまいます。
一度にたくさん覚えようとせず、シンプルにまとめましょう。
英単語の場合は、表に英語、裏に日本語で十分です。

2.単語を覚えただけで満足しない

暗記の勉強はとても大切です。
しかしもちろん英語は暗記して終わりではありません。
英単語を暗記した後は、どんどん文法問題や読解問題にチャレンジしましょう。
そして間違えた英単語があれば、単語帳でしっかり復習する。
このサイクルを繰り返すことで、しっかりと英語が身に付きます。
また、覚えた英単語を使って日記を書いてみるのもおすすめです。
どんどん使ってみましょう。

まとめ

英語を使いこなすには、単語力の底上げが欠かせません。
最初のうちは大変だと思います。
しかし効率よく単語を覚えて語彙力をつけると、今までアルファベットの羅列としか思えなかった英文を読めるようになったり、聞き取れなかったヒアリング問題が聞き取れるようになります。
そして英語がぐっと楽しくなるのです。
ぜひこちらで紹介した方法をもとに、効率よく英単語をマスターしましょう。

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教務代表 山田 祐大

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