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勉強するのはリビングと勉強部屋どちらがいい?メリット・デメリットを解説!集中できるレイアウトも紹介

勉強するのはリビングと勉強部屋どちらがいい?メリット・デメリットを解説!集中できるレイアウトも紹介 公開日:

「全然勉強に集中してくれない」「成績がなかなか伸びない」……そのような悩みを抱える保護者の方は、多いのではないでしょうか。その悩みは、勉強する場所を少し見直してみることで、解決できる可能性があります。
とはいえ、どこで勉強させるのが良いのかも、悩ましいところですね。この記事ではリビングでの勉強、子供部屋での勉強のそれぞれのメリットとデメリット、そして集中しやすい環境を整えるためのポイントをご紹介します。少しでもお部屋づくりの参考になれば幸いです。

リビングで勉強するメリット・デメリット

リビングで勉強するメリット・デメリット

リビングでの学習は、特に小学生におすすめです。なぜなら、リビングは常に家族の誰かがいることが多く、お子さんにとって安心できる環境だからです。
リビングで勉強するメリットはいろいろあります。

1.わからないことがあったとき、すぐ質問しやすい
近くに聞ける人がいないと、そのままになってしまう可能性があります。

2.よくできたときに、ほめてもらいやすい
スムーズに問題が解けたときや宿題が早く終わったときなど、ほめてくれる人が近くにいることで、やる気アップにつながります。

3.片付ける習慣を身に付けやすい
特に低学年のうちは、リビングに勉強スペースが合ったほうが、親がチェックしながら片付けの練習をさせやすいです。片付けの習慣を身につけるのにピッタリです。

リビングで勉強することのデメリットは、家族の干渉を受けやすくなってしまうことです。いくら目が届くからといって、お子さんを監視しすぎてはいきません。常に監視されている状況では緊張してしまい、落ち着いて勉強できないからです。ご飯の準備や掃除など他のことをしつつ、お子さんが困ったり、話しかけたいと思ったりしたときにすぐに反応できる距離を取りましょう。

勉強部屋(子供部屋)で勉強するメリット・デメリット

勉強部屋(子供部屋)で勉強するメリット・デメリット

勉強部屋(子供部屋)で勉強するメリットは、静かに集中できる環境を作りやすいことです。
周りで誰かが作業していると、集中できないというタイプのお子さんもいます。お子さんの特性によっては、小学校低学年でも子供部屋で勉強した方が良い場合もあるでしょう。

子供部屋で勉強する場合は、音楽にもこだわってみましょう。無音の方が集中できるお子さんもいれば、音楽がある方が集中できるお子さんもいます。クラシック音楽やヒーリング音楽など、試してみるとよいかもしれません。なお、日本語詞のある音楽は、つい歌詞を聴いてしまうので、あまり勉強に向きません。インストゥメンタルもしくは落ち着いた洋楽がおすすめです。

勉強部屋(子供部屋)で勉強するデメリットは、親の監視が行き届かなくなることです。勉強する習慣が身についていないお子さんの場合は、親が定期的に様子を見に行く、子供部屋に余計なものを置かないようにするといった対策が必要です。

勉強に集中できる環境・レイアウト

勉強に集中できる環境・レイアウト

リビング派、子供部屋それぞれのおすすめの環境・レイアウトについてご紹介します

リビング派

照明は勉強用・食事用と切り替えできるものを

リビングの照明は、食事や家族団らんのときは暖色系の柔らかい光、勉強のときは寒色系の文字が見やすい光と切り替えできるものを選びましょう

リビングに机を置く

もしリビングに机を置くスペースがあるなら、リビングに机を置くのがおすすめです。
もちろんリビングにスペースがなければ、テーブルで勉強してもかまいません。ただ別に机があった方が、食器を並べるときなど、食器を並べるときなど、食事の準備がスムーズになります。机はシンプルかつコンパクトなものがよいでしょう。

お子さん用の棚を置く

机でなくテーブルで学習する場合も、お子さん用の棚を置くと良いでしょう。いちいち部屋に教科書や勉強道具を取りに行くのは面倒ですよね。棚を設置しておくことで、パッと勉強に取りかかれるので、学習の習慣が身に付きやすくなります。

リビングのテイストに合う机や棚を選ぶ

白系でまとめたリビングなら、机や棚も白にするなど、お子さん用の机や棚は、リビングの雰囲気に合うものを選ぶと、部屋全体がまとまっておしゃれに見えます。またお子さんが大きくなって自分の部屋で勉強するようになってからも、さまざまな用途で活用しやすいです。

勉強部屋派

スマホ、ゲーム、漫画などを部屋に置かない

今は小学生・中学生でも、お子さんにスマートフォンをもたせているご家庭も多いと思われます。一切禁止してしまうのも逆効果ですが、部屋に置いてしまうとそればかりに夢中になって勉強がはかどりません。勉強中はスマホを親に預ける、ゲーム・マンガはリビングなど、親の目が届く別のところに置くなど、対策した方がよいでしょう。

シンプルな机・家具で揃える

小さいうちは、キャラクターものの多機能で格好いい机や家具に目が行きがちです。しかし実際に使わない機能がじゃまになってしまうこともあります。お子さんの要望を聞きすぎず、シンプルで長く使えるものを選びましょう

お子さんの好きなイラスト・写真を飾る

いくら勉強部屋といっても、無駄なものをすべて排除したシンプルすぎる部屋では寂しいですよね。お子さんもリラックスして勉強に取り組めません。おすすめなのは、お子さんの好きなイラストや写真を、机に飾ることです。机周りが華やかになりますし、少し勉強に疲れたときに眺めることで、モチベーションアップにつながります。絵が得意なお子さんであれば、自作のイラストを飾ってあげるのも良いですね。

勉強スペースと就寝スペースを分ける

部屋の大きさに余裕があるなら、勉強スペースと就寝スペースを分けるのもおすすめです。机とベッドが一体型になった家具もありますが、できれば分けた方が勉強時間と休憩時間のメリハリがつけやすくなります。良質な睡眠を取ることで、勉強にも集中しやすくなります。

リビング派・勉強部屋派共通

机と椅子の高さをお子さんに合わせる

どんなに立派な机や椅子でも、お子さんに合わないサイズでは集中できません。また無理な姿勢で長時間勉強するのは、健康面も心配ですよね。お子さんに合ったものを用意しましょう。机も椅子も、上下の高さを調節できるものがおすすめです。リビングのテーブルで勉強させる場合も、椅子は高さ調節できるものにした方がよいでしょう。

机の真横に棚を置く

リビングでも勉強部屋でも、机の真横、手が届く位置に収納できる棚を置くのが鉄則です。棚が遠い位置にあると、ついつい机やテーブルにものを出しっぱなしになってしまいます。そして部屋が散らかって片付けに時間がかかり、集中力が低下する原因になってしまうのです。

足元を温める

暖房も冷房も、かけすぎるのは良くありません。お子さんの様子をよく観察し、適切な温度に保ちましょう。特に冬は、部屋全体を温めすぎると、頭がぼーっとしてしまいますよね。床暖房や小型のヒーターなどで、足元だけを温めると良いでしょう。

まとめ

リビングでの勉強、子供部屋での勉強、いずれもメリット・デメリットがあります。大切なのは、勉強する場所を決めたら、しばらくそこで勉強する習慣をつけることです。○時になったらこの椅子に座ってこの机・テーブルに向かうと決めることで、勉強する習慣が身に付きやすくなるからです。また、できれば春休み・夏休みなどの長期休みの期間に整えてしまうのがおすすめです。新学期が始まってからだと、親も子も新しい環境に慣れるのにクタクタになってしまうからです。整理しきれず散らかってしまったリビングや子供部屋では、お子さんも集中できません。

自宅は、お子さんの夢を育むための、大切な居場所です。お子さんが勉強や、やりたいことに集中して取り組み、夢を叶えられるよう、しっかり整えてあげたいですね。

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教務代表 山田 祐大

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