コラム

高校から本気で勉強を始めたいあなたへ!ゼロからでも成績を伸ばせる勉強法と習慣の整え方

高校から本気で勉強を始めたいあなたへ!ゼロからでも成績を伸ばせる勉強法と習慣の整え方 公開日:

「中学まではそこまで勉強してこなかったけど、高校では心を入れ替えて頑張りたい」
「将来のために、今からでも間に合うなら勉強を頑張りたい」
そんな風に考え始めた高校生やその保護者の方へ向けて、この記事では“高校からの逆転”を現実にするための具体的な方法をご紹介します。

高校生になると、学習量や難易度が一気に上がるため、「今さら頑張っても無理かも……」と不安を感じる人もいます。
しかし実際には、高校から本気で勉強に取り組み、成績を大きく伸ばす生徒も数多く存在します。
大切なのは、「正しいやり方で、地道に継続すること」。この一言に尽きます。

高校から勉強を始めても十分間に合う理由

高校から勉強を始めても十分間に合う理由

まず知っておいてほしいのは、「高校から本気を出しても手遅れではない」ということです。
たしかに中学の基礎があるに越したことはありませんが、高校の学習は“ゼロベースで積み重ねていける”構造になっているため、これからの努力でじゅうぶん取り返すことが可能です。

また、思春期を迎えて精神的にも成長していく高校生は、「将来の進路」や「社会に出ること」への意識が強まります。
そのため、目標を持って自発的に学ぶ力を高めやすいタイミングでもあるのです。

まずは“勉強する意味”を自分の中で整理しよう

勉強に本気で向き合うには、まず「なぜ自分は勉強をするのか」を言語化しておくことが大切です。

  • 進学したい大学・学部がある
  • 将来就きたい職業に必要な資格がある
  • 親を安心させたい、自分を変えたい
  • 中学時代の後悔を挽回したい

理由は人それぞれで構いません。
ただし、「自分の意志」で決めた動機であることが重要です。
勉強が辛いと感じたとき、その原点に立ち返ることで再び前に進む力になります。

さらに、紙に書いて部屋の壁に貼っておく、スマホの待ち受けに設定するなどして“見える化”すると、日々の行動に落とし込みやすくなります。

学習習慣は“少しずつ・確実に”身につける

勉強は「気合で一気に頑張る」ものではなく、「日々の積み重ね」が結果を生みます。
とはいえ、急に1日5時間などのハードな学習は長続きしません。
最初は、1日30分~1時間の短時間からでも大丈夫です。

大切なのは、“毎日机に向かう”という行動を日常のルーティンに組み込むこと。
たとえば、次のようにスケジュールに落とし込むと、自然と習慣化していきます。

  • 学校から帰宅後:休憩 → 夕飯前に30分
  • 就寝前:復習ノートを読み返す
  • 休日:午前中は自宅学習、午後は過去問や応用問題

こうした“生活の一部としての勉強”を続けることが、後に大きな差を生みます。

効率的に学ぶには“正しい勉強法”が必要

中学生までの勉強は、先生の言うことを聞いていれば何とかなったかもしれません。
しかし高校では、学習内容の量も質も大きくレベルアップします。
だからこそ、“自分に合った効率的な勉強法”を見つけることが、成績アップの鍵となります。

教科別のポイント

  • 英語:音読と反復がカギ

単語帳や文法書を使って語彙・基礎力を強化しつつ、英文の音読を習慣化しましょう。
声に出して読むことで、視覚・聴覚・発声を使って記憶が深く定着します。

  • 数学:理解→練習→解き直しの3段階

「例題を理解する」「基本問題を反復する」「間違えた問題を解き直す」この3ステップを徹底することで、計算力と応用力が身につきます。

  • 国語:読解力は“慣れ”と“分析”で鍛える

文章をただ読むのではなく、「主張はどこか?」「根拠は何か?」など、意識的に構造を捉えるようにしましょう。

  • 理科・社会:短期集中と反復が重要

語句や用語の暗記だけでなく、流れや因果関係までつかむことで、忘れにくくなります。
地図・年表・図解を活用するのがおすすめです。

“続けられる工夫”でモチベーションを維持する

高校生活は、部活・交友関係・アルバイトなど多忙になりがちです。
そんな中でも、モチベーションを維持するには、自分なりの「続けられる仕組み」を持つことが有効です。

以下は、勉強のやる気を高める実践的な方法です。

  • 勉強時間や進捗をグラフ化して可視化する
  • 成果(模試の偏差値、点数アップなど)を記録して自信につなげる
  • ご褒美ルール(問題集1冊終わったら好きなスイーツOKなど)を設定する
  • 一緒に頑張る仲間や勉強仲間を持つ

大事なのは、「自分を責めないこと」。
うまくいかない日があっても、「明日また頑張ろう」と切り替えられる柔軟さが、結果的に継続力を生みます。

一人で抱え込まず“プロの力”を借りる選択肢も

自分だけで全てを解決しようとすると、つまずいた時に立て直しが難しくなることもあります。
そんなときは、家庭教師やオンライン学習など、外部のサポートを活用しましょう。

特にオンライン家庭教師は、次のようなメリットがあります。

  • 自宅にいながら指導が受けられる
  • 苦手教科や特定単元だけピンポイントで学べる
  • 志望校に合わせた戦略的な勉強が可能になる
  • メンタル面でも伴走してくれる

「自分に合った先生と出会うこと」で、勉強の楽しさを実感できるようになる生徒も少なくありません。

「苦手」とどう向き合うか──失敗を恐れず成長につなげる視点

高校から勉強を始めると、最初のうちは「できないこと」や「わからないこと」の多さに圧倒されるかもしれません。
特に苦手科目に取り組むときは、自分の弱さや劣等感と向き合うことになります。

ここで大切なのは、「苦手=自分には無理」と決めつけないことです。

苦手とは、“まだ十分に触れてこなかった分野”であり、努力で克服できる領域です。
たとえば数学が苦手な場合でも、「基本問題だけを繰り返す」「1つの単元に絞って理解する」など、小さなアプローチから始めることで、“できるかも”という感覚が生まれてきます。

また、苦手意識を抱えてしまった背景には「人と比べすぎている」こともあります。
自分のペースで進んでいい、自分なりの努力を積み重ねればいい、という姿勢を忘れずにいてください。
一歩進めば、その一歩が次のステップに変わります。

勉強と両立できる“生活の整え方”

学力を高めるためには、「何時間勉強したか」だけではなく、「どのような生活リズムで日々を過ごしているか」も重要な要素です。
特に高校生は、夜更かしや食生活の乱れ、スマホの使いすぎなど、集中力を削ぐ要因が増える時期です。

そこで、以下のような生活改善を意識してみましょう。

  • 睡眠を優先する:7時間以上の質の良い睡眠は、記憶の定着と集中力の維持に欠かせません。勉強よりもまず睡眠を優先する日があっても良いのです。
  • 朝型リズムを作る:朝に脳が一番クリアな時間帯を活用することで、勉強効率が飛躍的に上がります。朝の15分間読書・復習から始めてみてください。
  • スマホとの付き合い方を工夫する:通知オフにする、勉強中は別の部屋に置く、アプリの使用制限をかけるなど、自分の集中環境を整える工夫をしましょう。

規則正しい生活習慣は、心の安定にもつながります。
体調や気分が整うと、自然と「やってみようかな」という前向きな気持ちになれるのです。

“失敗”を受け入れ、成功の種に変えるメンタルの鍛え方

どんなに頑張っても、時には模試で思うような結果が出なかったり、計画通りに勉強が進まないことがあります。
しかし、そうした“失敗体験”こそが、成長に必要な栄養でもあるのです。

大切なのは、失敗を「自分には才能がない証拠」だと受け止めるのではなく、「次の改善材料」として捉える視点を持つこと。

  • なぜうまくいかなかったのか?
  • どの部分でつまずいたのか?
  • どうしたら次に同じことが起きないか?

このように「振り返る→原因を探る→次の一手を考える」という思考サイクルを習慣化することで、どんな壁も“学びのチャンス”に変えられるようになります。

そして何よりも、「失敗をしてもやり直せる」「途中で立ち止まってもいい」という心の余白を、自分自身に与えてあげてください。

まとめ

最後に伝えたいのは、「今の努力は、未来の自分にとってかけがえのない財産になる」ということです。

1年後、2年後、あなたはどんな自分でありたいですか?
志望校に合格し、自信を持って歩んでいる姿を想像できますか?
あるいは、「あの時、始めてよかった」と思えるような後悔のない毎日を送りたいですか?

そうした未来のイメージがあるだけで、今目の前の1問を解く意味が変わってきます。

勉強とは、単なる点数を取る手段ではなく、「自分自身を鍛え、自分の人生を自分で選べるようになる力」を育てる行為です。
高校から本気を出したいと思ったあなたには、その可能性がすでに備わっています。

焦らず、諦めず、そして信じて。
あなたの学びのスタートを、私たちも全力で応援します。

オンライン家庭教師ドリーム
教務代表 山田 祐大

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